日本語テレビゲームと台湾人

ほかの外国人と昔話を話しても、小さいころ見たテレビやゲームの話が一致することはあり得なかったりするけど、
台湾人は我々の小さいころと同じようなテレビを見ていたり、ゲームをしていたりするので、本当に驚く。

台湾では、結構日本とさほどのタイムラグもなく、ゲームのハード(電視遊樂器)は流入してきている。
「日本的GAME」は、ゲームウオッチから始まり、ファミリーコンピュータ(任天堂)、ファミリーコンピュータディスクシステム(任天堂磁碟機)、メガドライブ(MD)、PCエンジン(PC)、スーパーファミコン(超級任天堂、超任)、プレーステーション(PS)、セガサターン(SS)、NINTENDO 64(任天堂六十四)、ニンテンドーゲームキューブ(GAME CUBE)、ドリームキャスト(DC)、プレステ2(PS2)……などなど、まあとにかく台湾人はよく知っているよ。
台湾で日本のゲームが好きな人が多いし、台湾での言い方がわかれば、話も合いそうだよ。

ゲーム機はたくさん台湾に渡り、当然のようにソフトも台湾に渡っていったわけだけど、
ソフトは台湾で翻訳されて出回るということはなくて、
日本から直輸入されたものか、チップをコピーした海賊版が出回る。
つまり、台湾人は日本語のソフトのゲームをそのままやっているということなんだ。

だから、言語が余り関係なさそうなゲームもあるけど、
RPGをやろうとすると、当然日本語の壁に遭遇する。

中国語版の攻略本を読めば、日本語がわからなくても何とかできるから、
高校生以下は大抵攻略本を買ったりする。

けれども、大学生ぐらいになると、さすがに攻略本に頼らないでやろうとする人も出てくる。
これは台湾人が日本語を勉強しようとするきっかけの一つになっているのだと思う。