檳榔の販売はこんな感じ……だけど、本文と一致していないたたずまいかな。
檳榔そのものについては、台湾のガム?檳榔を見てね。
檳榔のお店が客寄せをするために、あの手この手で努力しているけど、
基本的にはアダルト関係だったりする。
檳榔を買うと、檳榔はちょうどキャラメルの箱ぐらいの大きさの箱に入っているんだけど、
その箱には露出度が高い女性の写真が刷られていたりする。
近年、若い販売員を雇って、露出の高い服を着せて客を集めようとする動きがある。
そういうセクシーな檳榔の販売員のことを檳榔西施という。
日本のコギャルとかギャル系を想像してもらえればいいんじゃないかな。
競争が激しくなると同時に、販売員の着る服の布地の面積も少なくなっている。露出度は法律の規制のぎりぎり。
さらに、競争が激しいので、法律の限界を越えて
スケスケな服を着て、胸とヘアを露出させたり、過激なパフォーマンスをする販売員もいる。
「三粒一百」という伝説とも言える話もあって、
それは、檳榔を買って100元を払うんだけど、檳榔は1粒しか入ってない。
で、残りの2粒は何かといえば……檳榔西施のバストトップを見たりさわったりできるということなんだって!。
こんな檳榔西施は台湾の国のイメージに影響があるので、地方政府と業者が話し合うこともある。
例えば、地方によっては、
胸の露出、へその露出、おしりの露出を自粛する「三不運動」が展開されていたり、
過激なパフォーマンスに対して、交通事故が懸念されるから、
路上で踊ってはいけないとか、長話を禁止なんてルールを決めていたりする。
台北の警察の取り締まりは厳しいので、檳榔西施は台北以外の都市で見ることができる。
台湾に行く外国人の観光客にも、よく知られているんだって。
檳榔西施はアダルトサイトのキーワードにもなっているので、
「檳榔西施」でサーチエンジンを検索すると、アダルトサイトが出てくる。
ちなみに、
檳榔の看板娘のことは「檳榔西施」というけど、
「西施」は看板娘の代名詞というわけではなく、
一般的にはほかの看板娘は、例えば「○○美女」「○○公主」「○○之花」「○○辣妹」と言ったりする。