台湾人と軽装

日本では軽装だとかクールビズと言われて一生懸命軽装運動を始めたけど、
台湾では、そもそも仕事をするときには軽装なんだよね。

日本のようにみんながみんなスーツにネクタイという服を着ているわけではない。
いつもスーツを着ている人はセールスマン、大事な会議やイベントがある人ぐらいかな。

スーツではないけど、Tシャツはちょっとだらしないので、襟とボタンのある服を選ぶ。
その素材は、別に綿とか麻である必要はなく、ポロシャツでOKなんだって。
シャツやポロシャツのすそはズボンに入れるのがいいみたい。
ズボンは、ジーンズや半ズボンではないズボンを選べばいいのだ。

官僚はスーツを着ていたりするけど、夏場は人によって軽装になっていたりする。
日本のように着ていないと浮いてしまうというような感じでもなさそうだし、
着ていなければ社会人の常識を逸脱しているような気持ちにもならないみたいだし、
部門内での締めつけはそこまできついものではない。

ただ、部屋の中のクーラーはかなり冷たいので、
あえてやろうと思えば、スーツで一夏を越すことも可能だけれども、
多くの台湾人は軽装を当然のように選んでいる。
ちなみに、台湾人の軽装はエネルギー節約対策とは関係ない――当たり前か。