日本の国字をどう読むか?

日本語には国字というものがある
国字というのは、日本でつくられた漢字のことだね。
さて、これをどうやって読むんだろう。

大体は「有邊讀邊,沒邊讀中間」で何とか読もうと努力する。
あるいは、形が似ている漢字を当てはめて、それで読もうとする。

一例として、こんなふうな読み方があるよ。
堀込(jue2 ru4)――「込」は「入」で読もうとしている
榊原(shen2 yuan2)――「榊」は「神」で読もうとしている
中畑(zhong1 tian2)(zhong1 dian2)――「畑」は「田」「佃」で読もうとしている
槙原(shen4 yuan2)(zhen1 yuan2)――「槙」は「慎」「真」で読もうとしている
辻(guo4)――「過」で読もうとしている
畠山(fu4 shan1)――「畠」は「富」で読もうとしている

もちろん、これらの漢字は、最強の漢字事典である「康熙字典」の中にはあるかもしれないけど、
一般の人は、そこまで厳密に見て、読み方を研究しているわけではないから、
大体の人たちの読み方は、こんなふうになるのだ。

ちなみに、吉野家の牛丼の「丼」も読み方がわからない漢字の一つだが、
吉野家の宣伝から、みんな「どん」(dong4)としっかり読めているのだ。