「地球の歩き方で」の屋台紹介なんかを見ていると、カキ(牡蠣)のメニューがあるのは超意外。
台湾の屋台では「(虫可)仔煎」と「(虫可)仔麺線」とかいったものが売られている。
それなりに口に合うような感じだし、まあ、台湾に行ったら、食べたいものの一つなんだと思う。
「(虫可)仔」というのが、台湾語でカキという意味らしい。
「(虫可)仔煎」は、お好み焼きともんじゃ焼きの間のやわらかさ?、「地球の歩き方」にはオムレツと書いてある。
「(虫可)仔麺線」は、そうめんだけど、かたくり粉でとろみがついているような感じで不思議なスープ。
台湾の屋台で注文するときは、これらのメニューを中国語(国語)で言わない。
「(虫可)仔煎」を「ke1 zi3 jian1」とか、「(虫可)仔麺線」を「ke1 zi3 mian4 xian4」とか
と読んでオーダーすることはしない。そんなふうに言う人はない。
だから、台湾語で言うしかない。
無理やり日本語で読もうとすると「うあぜん」「うあみすぁ」という。(「あ」にアクセントがつく)
さて、この言葉を早速使って、台湾屋台にチャレンジするにも、
カキって、Rがつかない月は食べない方がいいと言われていて、
日本では、5月―8月はぱったり売り場から姿を消すよね?と思うでしょう?
でも、大丈夫――
台湾では、カキはいつでも食べられる。いつでも出回っているのだ。
もちろん、これも夏場も平気で販売されている。
別に食中毒で人が死んだという話もない。
だから、これから夏場にむけて、台湾を訪れるときには
屋台でカキ入りの食べ物をオーダーして、物は試しでチャレンジしてみよう。