台湾人はみんな必ず身分証明書を持っている。
身分証明書は、戸政事務所で発行してくれる。
別に戸政事務所に呼び出されるわけではなく、自分で申請すればもらえる。
身分証明書をなくしたら、超簡単に再発行してもらえる
有効期限は書いてないのでわからない。
だから、身分証明書の写真はいつまでも若いままというのも、可能だということか?
身分証明書には、写真が張られ、名前、生年月日、出生地、IDナンバー、両親の名前、配偶者の名前、住所、兵役種類、選挙記録が書かれている。
古い身分証明書は超ちゃちくて、
定期券ぐらいの大きさの梅の模様が刷られた台紙(日本の定期や切符の台紙に印刷されている模様を想像すればいいかな)に写真が張られて、パウチがかかっているような感じで、梅の割印がついているというので、
だれでも偽造できそうな代物。
だけど、ことしから超ハイパーな身分証明書になるから、多分だれも偽造できなくなる。
身分証明書は、呈示することで日本の住民票と運転免許証みたいなことができる。
選挙で投票するときは、必ず持っていかなきゃいけない。
でも、運転免許証を持っている人は、運転免許証にも身分証明書機能があるから
身分証明書を使わなくても、身分は証明できる
それは、運転免許証番号と身分証明書番号に振られているIDナンバーが同じだからだね。
台湾は国民総背番号制みたいなのがあるんだよね。
これは、台湾の独裁政権時代の名残りなんだよね。
ちなみに、かつてのバージョンの身分証明書番号の1番は蒋介石なんだって。